SEWARD スワード

6月半ばに一週間のバケーションを頂き
氷河を見るためアンカレジより南のWhitter(ウィティア)とSeward(スワード)へ行ってきました
 
初日にアンカレジからウィティアへの日帰り氷河クルーズツアーに参加したんですが
お目当ての氷河に着いてすぐにカメラを落としてしまい
撮影不可・・・
写真に納められないショック・・・
撃沈・・・
 
 
それでも初めての氷河には感動
カメラが壊れたなんて、ちっぽけなことだ
って思わせてくれるほど氷河は巨大です
 
もちろん、アンカレジに帰ってすぐ、閉店直前の店でデジカメ買いました

なので、二日目からのスワードの写真をお届けします
 

ここ、スワードでも氷河クルーズに参加
Kenai Fjords National Park キーナイフィヨルド国立公園
fjord(陸地の奥深く入り込み、両岸が急傾斜し、入り組んだ入江)
 
フィヨルドの景色
 
 
天気も良く景色がすごく綺麗
山の上の方にはまだ雪が残ってるが、山裾に向けて緑のグラデーションになっており
白とグリーンのコントラストがとても印象的です
 
 
野生の海洋生物の宝庫

最初に迎えてくれたのはクジラでした
ブロウと言って、海面から塩を吹くと遠くからでも見つけやすいそうです
尻尾しか見れなかったですが、クルーズ中10回位クジラには遭遇しました
 
トドの群れが日向ぼっこしてる場所も発見

多数のトドが気持ちよさそうにくつろいでました
 
ラッコもなんだ、なんだと顔を上げてこちらを探ってます
 
10頭近いイルカの群れが私たちのフェリーと並走したり、前を横切ったりと
かまってちょうだいと言わんばかりに後をついてきました
 
 
大スケールの氷河
 

数千年、数万年まえの氷が目の前に巨大な壁となって存在してる
何とも言えない感動です

時折 重機が動くようなガガガガとか、
ヒビが入るようなパキッって音が遠くの氷の中から聞こえてきます
こちらはウィティアで撮った一枚 フェリーと氷河はだいぶ離れてるのにこのスケール
氷河の大きさがよくわかります
小さなかけら(と言っても実際はそれでも巨大)の崩落は見れ、海に落ちる音が辺りに響きます

大満足の氷河クルーズです
ただ、氷の海を走るし、走行中は風がすごいので、本当に寒いです
ニット帽(これすら飛ばされるくらいの強風!)、手袋、防寒着は必須です
 
もうひとつ大切なポイント

クルーズ終盤にスタッフが暖かいチョコチップクッキーを配ってくれます
冷えた体にこれがとてもしみわたります 笑
今までで最高のチョコチップクッキーです!!
 
 

次の日は陸地に流れ込む氷河、イグジット氷河を観にハイキング

2日間とも6時間のクルーズに揺られ
まだ体が揺れてる感覚だったので、一番短いトレイルへ
  

氷河から200メートルくらいまで近づけます
 
ちょうど太陽の方に向いてるので表面は滑らかになっています
 
右側中央に人が数人います どんだけ氷河が大きいか比較してみてください
今でも一日30㎝、ここ20年で2000メートル後退してしまったそうです
何千年もかけて押し出されてきた氷河が、今は温暖化の影響で
日に日に後退してると思うとなんとも言えない気持ちになります
 

フィッシングでも有名なスワードではこんな大きなハリバット(オヒョウ)が釣れます


また、釣ったその場で捌けるように港に調理台が設置されてます
 

スワードには3日間いましたが、とてものんびりでき、ゆったりとした時間が過ごせました
夏にアラスカを訪れる方、是非お勧めいたします!!
 
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