ん?なんだあれは?煙?

おかげ様で忙しい日々が続いております。
2月の中旬から3月は1年を通してチナ温泉が最も賑わう時期です。

と、絶好の言い訳があるのをいいことに最近ちょっとブログ用の写真集めをサボっていたので今回は以前に撮った写真を紹介したいと思います。

それはこちら。


なんの変哲もない風景、、ではありません。
左奥から出ている煙が真横に流れています。
風の仕業でしょうか。
いいえ、ただの風であればこう見事に直角に曲がることはないでしょう。

これは「とてつもない寒さ」が原因で起こる現象です。

原理は(私がネットで調べたところによると)こうです。
冬になるとよく晴れている日ほど寒くなりますね。これは放射冷却が原因であることはご存知の方も多いでしょう。
そしてこの放射冷却が起こるとさらに逆転層という現象が起こりやすくなります。
逆転層とは放射冷却で地面が冷やされ、地上付近より上空のほうが気温が高くなることです。
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ流れていくため、通常煙突から出る煙はまっすぐ上へあがって行きます。
が、~ここからがポイント~、この逆転層が起こっていると煙は地上付近で急激に冷やされ上空の空気より冷たくなってしまいます。そうなるともう煙は上へあがることはできずに、横に流れていきます。

少し分かりづらい説明になってしまいましたが、簡単に言うと冬の風物詩ですね。
ちなみにこの日の気温は最高マイナス28度、最低マイナス32度でした♪

A.I

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