見飽きることのない星空

ここ来てちょうど一年。
そろそろアラスカを離れるにあたり、
星空の美しさに改めて感じ入っています。
 

ここ数日、オーロラが絶好調でしたが、
流れ星もよく見るなと思っていたら、
ちょうどおうし座としし座流星群の時期でもあったのですね。
 
 
アラスカに来てまず初めに、
心奪われたのは星空だったのではないかという気がします。
夜のある冬と秋は寮に帰る道すがら、
いつも空を見上げながら歩いていたように思います。
 
北斗七星(と北極星)はアラスカ州の旗になっています。
 
北斗七星、北極星、オリオン座、カシオペア座と
知っている星は少ないですが、毎夜自分の知っている星たちが
確かに空に昇っていることを確認しては、
何だか安心するような、「今日も変わらずきれいですね」と
言いたくなるようなそんな気持ちになります。

昇り始めたオリオン座とオーロラ
 
圧倒的な数の星と輝き。
東京郊外に住んでいる私にとって、
満天の星空が当たり前とは何と贅沢な環境だったのでしょう。
 
山の上からの星空は格別です。
日本の自宅からは目にすることが難しいたくさんの星雲たち、
夕暮れ時の紫や青に染まり始めた空に輝きだす一番星と
その後少しずつ増えていく様、
明け方の空に最後に消えゆこうとする星、
そのどれもが見飽きることがなく、至福をを感じる時間でした。

空が晴れることを願って、あと数日この贅沢を味わいたいものです。

 
まだまだあまちゃんですが…EY
 

 

                                                  

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