ビバ!ビーバー!!!

EYさんと一緒にビーバー村に行ってきました。
チナ温泉でもアラスカの自然を感じることができますが、ビーバー村だと
アラスカで生き抜く厳しさ、大変さをより肌で感じることができます。
ビーバー村に住むアイさん達の食事は、基本的には猟で得たもので、
水は川から組んできます。暖房は薪ストーブで、薪はひとつひとつ斧で割ります。

まさに自給自足の生活です。

たくさんの丸太が!!

 薪割りに初挑戦!!木に切れ目が入るものの、中々割れません。なるべく乾いていて、木に割れ目が入っているものが割れ易いと言われ、時には斧で右足を切りそうになりながら、
20分後、パキパキ、バキッっと木が音を立ててわれました。!!
割れた瞬間は感激の悲鳴がでました。

丸太が割れる瞬間は言葉にできないほどの快感。ただし、失敗すると足を切るという悲劇も!!
 


また、ビーバー村には他に日本人の旅行者カップルがいて、
彼らは愛さん達とともに漁に出掛けたり、倉庫を作るお手伝いなどもしていました。
今の時期ユーコン川で取れる鮭はチャムといわれる白鮭で、アラスカの人達は
好んで食べませんが、日本人にとっては大好物です。またこの鮭のお腹の中には
たくさんのイクラが入っており、彼らは慣れた手つきで魚をさばいていました。


漁から帰ってきたアイさん達。何かとれた〜?
 
一番上の魚はナマズ。それ以外はほとんどがチャム。
 
 
 
ヤスダトレイル
 
フランク安田がバローから200人あまりのイヌイットを引き連れてバローからビーバー村に来た道です。通称「ヤスダトレイル」。3年という気が遠くなる年月を費やして、彼らはやってきました。
まっすぐ行くとシャンダラー、ブルックス山脈と続いています。



 
ビーバーがかじった後の木です。なぜか中途半端。途中で飽きたのでしょうか?




ビーバーさんのおうちです。人が乗っても大丈夫なくらいしっかりしてます。
耐震強度はしっかりしてますが、玄関が見当たりません。「いらっしゃいますかー?」


 ビーバー村では時間がゆっくり流れ、大変リラックスできました。日本での生活は
大変便利なものですが、時間に追われながらの生活になってしまいます。
ビーバー村は不便ではありますが、自然の楽しさ、美しさ、
そして我々が失った多くの大切なものがあります。
 
 
 
コン太 



 





 

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