3月も間もなく終わりに近づき、フェアバンクスも少しづつ暖かくなってきました。
(とは言ってもきおんはまだまだ氷点下を下回っておりますが)
雪も解け始め、1月に来た私が見たこともないチナ温泉の地面が見え隠れし始めています。
そんな遅い春を迎えようとしているチナ温泉を遡ること約半月。
天気の良い日が続いていた時のこと、やけに雪がキラキラと輝いていることに
気が付きました。見た感じはまるでスパンコールが散りばめられているかのよう。
なんでこんなにキラキラしているのか気になり顔を近づけてみると…
なんと、キラキラの正体は雪の結晶だったのです!!
と、雪国にお住まいの方なら大したことないことかもしれませんが、東京生まれ
東京育ちの私にとってはとても衝撃的で感動的なことでした。
どちらも写真に撮るとわかりにくいのですが、肉眼でははっきり結晶の形が分かります。
ちなみに、どうして氷の結晶ができるのか調べてみたところ
水蒸気を含む空気が上空で冷却され過飽和(空気へ水が溶ける濃度を超えた状態,温度低下で起こる)になると,ごく細かいちりなどをしんにしながら水分子は気体から凝結して固化することで氷のつぶが生まれます。
水分子が凝集していくときには,水素結合という引き合う力が働くのですが,縦方向にも平面方向にも成長していく可能性があります。 平面方向へ成長していくときには,酸素の周りの3つの水素が等価になって結合の角度が120度になり六角形の基本構造を作るようです。
水分子が凝集していくときには,水素結合という引き合う力が働くのですが,縦方向にも平面方向にも成長していく可能性があります。 平面方向へ成長していくときには,酸素の周りの3つの水素が等価になって結合の角度が120度になり六角形の基本構造を作るようです。
私のような学の無い人間には???です(笑)
一応私の中学までに習った理科の記憶によると、雨が0℃以下になると雪になると
教わったと思います。しかし、調べてみると気温以外にも湿度も大きく関係するようで、
湿度が50%であれば5℃でも雪になり、湿度が90%だと3℃でも雨になるそうです。
また、雪の結晶は必ず6角形の形状をしているのですが、同じ形のものは
一つもないと言われているそうです。
雪つながりでもうひとつ。
アラスカで生活をしている先住民族のエスキモー。昔から雪と生活を共にしていた彼らに
まつわるお話。
“The Eskimos had fifty-two names for snow.”
「エスキモーは雪をあらわす52の呼び名を持っていた。」
と言われているそうです。例えば降っている雪と地面にある雪とでは別の言葉で
表されるそうです。
雪が解けるころには夜もだいぶ短くなりオーロラも見られなくなります。
あと何週間オーロラチャンスがあるか分かりませんが、またオーロラの写真を
ご紹介できるよう、シーズン最後まで頑張ります!!
R,I
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