アラスカ鉄道、マッキンリー!!

先週末アンカレッジへ弾丸旅行に行って参りました。
行きはアラスカ鉄道、帰りは飛行機。
アンカレッジ旅行といっても一番の目的は道中のアラスカ鉄道です。

フェアバンクスからアンカレッジまで鉄道だと12時間。
かなりの長丁場に思えますが、そこはやはりただの移動手段とは違い窓を開け風を感じながらのゆったりとした鉄道の旅です。

昼食や夕食時には食堂車で景色を見ながらゆっくりでき、大迫力のアラスカ山脈や野生動物が見られるところではしっかりと車内アナウンスがあり見逃す心配もありません。

野生動物はムースやワシなど見ることができましたが、その中でも私が一番感激したのはマウンテンゴートと呼ばれるヤギです。
信じられないほど高く急な山(というよりもはや崖)にいました。

 
少し小さいですが分かりますでしょうか。2匹います。
 
ズームレンズを使い、さらに撮った写真を拡大してこのサイズです。
一番最初に見つけた人はどれだけ目がいいのでしょうね!
ちなみに列車は10分ほど停車し乗客みんながヤギを見つけられるまで待っていてくれました(笑)
こういうところも観光鉄道のいいところですよね。
 
そして乗客みんなが興奮するもうひとつの見どころ!
それは列車のカーブです。
カーブにタイミングを合わせるとこんな列車の写真が撮れます。



ちょっとカーブが緩やかなので分かりにくいですかね。
カーブの瞬間は、窓が開く車両と車両の繋ぎ目のところが取り合いになり、一番迫力ある大カーブは逃してしまいました。
 
でも友人や家族の協力があればこんな風に列車から乗り出した写真も撮ることだってできます。(乗り出し過ぎ注意!落っこちないように!)
 
 
 
そしてそしてアラスカの大自然と言って真っ先に思い浮かぶのはやっぱりマッキンリー!
今回アラスカ鉄道に乗ったときはあいにくの曇り空だったのですが、先月にも一度アンカレッジからフェアバンクス方面へ鉄道に乗り、そのときの快晴っぷりは素晴らしいの一言でマッキンリーもしっかりと見られました。
 
そのときに撮った写真がこちら。

 
気持ち良いほどの青空と真っ白な山。大迫力です。
 
世界一高い山といえばもちろんエベレストですが、それは標高を基準にしたとき。
実はエベレストはもともと標高の高いところにある山なので、ふもとから頂上までの差(比高というそうです) は3700メートルで富士山とほぼ同じです。
ところがマッキンリーは標高の低いところから山が始まっているので比高は5600メートルにもなり、山自体の大きさを考えると世界一です。
 
さらにアラスカ山脈にはマッキンリーのほかに2つ大きな山があり、地元の人たちからはマッキンリーと合わせ3 Giants(3ジャイアンツ)と呼ばれています。

左から フォーレイカ、ハンター、マッキンリー(デナリ)
お天気が良くないとなかなかここまでハッキリ綺麗に写真に撮れることはないらしいので本当にラッキーな旅でした。
 
そして今度は緑に溢れる夏のデナリの景色を見に行きたいと思います。
どうかそのときも真っ青ピーカンでありますように!
 
A.I
 

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