氷河クルーズ

オーロラに次いでアラスカ観光で人気の『氷河クルーズ』について今回はご紹介致します。

私が利用したのはスワードという町からキーナイフィヨルド国立公園の氷河に訪れる『キーナイフィヨルドツアーズ』のクルーズです。

スワードの町まではアンカレッジから車で約3時間。ハイウェイを走り出してすぐに左手には山、そして右側には入り江が!!
さすがラストフロンティア、アラスカ。目も覚める素敵な景色が広がります。


入り江を抜けると山間を走りながらいつしかアラスカ鉄道の線路が左手に見えてきました。タイミングが合えばアラスカ鉄道と並走しながらスワードに向かえます。

町に到着するとさすが港町。たくさんの船が泊まっています。


小さな町ではありますが、水族館もあり氷河クルーズ以外にも見所のある町です。

受付でチケットを引き替えて乗船時間を待ちますが、待合室のようなものはありませんがギフトショップが併設していますので、お買い物を楽しんだり上記の写真のような港の景色を楽しみながら時間を過ごすことができます。

乗船すると船内は自由席。ツアーで参加の場合も恐らく席は確保されていないと思いますので、乗り込んだらまずは何よりも席を確保してください。乗船中は生き物たちが現れるとお客さんは席を離れて船外へ出ます。その際に席をとられないよう、貴重品以外のお荷物を置いて席を常に確保しておく必要がありますので、バスを降りる際に忘れずにお持ちください。

各クルーズ会社や、船の種類によって異なるとは思いますが、天気の良い日は外の席がすぐに埋まってしまうと思います。ただし、長い乗船時間ずっと外にいるのも大変かと思いますので、個人的には船内の席を確保することをおススメします。

出発すると船内では英語でのガイドが始まります。近くに生き物が現れたり、氷河のポイントに着いたりすると船が減速したり停まったりします。生き物の種類によっては非常にデリケートな為、静かにするように注意されます。なので基本的には生き物が現れた際には静かに観察するようにした方が良いでしょう。(白人の方は普通に他人に注意をする方が多いです。自分が嫌な気持ちにならないためにもお気をつけ下さい)

アザラシ、ラッコ、ハクトウワシ、クジラ、クマなど様々な生き物たちに出会えるチャンスがある氷河クルーズ。その中でも今回みんなの注目を浴びたのは・・・・・。




シャチの家族です。

この写真だと三頭しか確認できませんが、5・6頭は確認できました。スタッフの方の話によると、5回のクルーズで1回見られるかどうかの確率だそうで、しかも大家族で現れるのも珍しいとのこと。シャチは好奇心旺盛のようで時には船のかなり近くを船と一緒に泳いでいました。

そんな、たくさんの生き物たちに出会いながら船を進めると、このクルーズの名前にもなっている氷河が目前に現れました。



僕自身、日本でテレビや本などで氷河を見たことはありましたが、正直大したことなんてなく感動なんてしないだろうと思っていたのですが、実際に目の当たりにしてみると考えが180度変わるほどの衝撃でした。
もうこれは写真では絶対に伝わらないスケールです。直接自身の目で見てみてください!!!!


氷河クルーズ。アラスカを代表する観光のひとつ。最後まで楽しむために、酔いやすい方は事前に酔い止めを(酔ってからでは効きませんよ)
また気温が下がる可能性もありますので、上着などの暖かい格好も忘れずに船内にお持ちくださいね!!
最後に帽子やメガネ、カメラやケータイなど飛ばされないように気をつけてください。

R,I

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