極北の動物誌

 
最近、チナ温泉は雨の日が続き、
日照時間も長くなり
植物がすくすくと育っています。
もうしばらく暗い夜は訪れません。
 
奥の方にメスが4匹。オスはいつも一人ぼっちです。
 
チナ温泉にはオスが1匹、メスが4匹の
トナカイがいます。
冬は雪の色に
春は大地の色に合わせて毛の色が変わります。
今は丁度その時期を迎えています。
 
最近、『極北の動物誌』という本を読みました。
実にあざやかに動物たちや、
アラスカの自然の中の営みが描かれていました。
決して人の目では知りえない、
空気や風の視点でとらえたような描写。
 
あの時、あの瞬間、
動物たちがどういう時期を迎えていたのか
知ることができました。
 
 
3月上旬、雪を食むアカリス
 
チナ温泉ではよくアカリスを見かけます。
まるで落ち着くという遺伝子を一切持ったないかのように
いつもそわそわ動き回っています。
チュチュチュ・・・とたえず鳴いているのは
自分の縄張りを主張しているということを
その本を通し、初めて知りました。
 
アラスカを訪れる機会がある方には
ぜひおすすめしたい1冊です。
 
                          S-Life
 

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