いいカメラを買ってきたんです。

『アラスカに来たからには、この体験を写真に収めたい。』

どうやらそのように考えるのは、あなただけではないようです。
アクティビティーセンターには、毎日たくさんの人が大きなカメラを持っていらっしゃいます。
アラスカ旅行のために新調した一眼レフをお持ちの方もいらっしゃって、中にはまだ箱も開けてないようなピッカピカの物を持ってこられる方も見られます。

御多分に洩れず私もその一人で、日本を発つ前日に滑り込みで電気屋へ行き１ヶ月分の給料をはたいていいカメラを買ってきました。そのため、とにかくいい写真が撮りたいのです。

とはいえども、全くのカメラ初心者。練習あるのみです。

ということで、今日は雪上車で行くオーロラツアー。
通常は９時１５分に集合し、山頂に４時間ほど滞在し深夜２時半頃に戻ってくるものですが、参加人数が多ければ、第二弾として１０時半に集合し深夜３時半頃に戻ってくるツアーが登場します。今回、私は第二弾への参加を挑みます。
実は私、以前にもこのツアーに参加したことがあるのですが、その時は空が曇っていてオーロラが見れなかったし、撮った写真もお見せできるようなものではなかったのでブログは更新できませんでした。
しかし今回、ちょっといい写真が撮れたのでいそいそとパソコンに向かっております。

ジャジャーン！いかがですか？
まだ確信は持てませんが、隣で一緒にオーロラを待ってくれたお客さんにこの写真いいね〜と褒めていただいたのでよし、ブログに載せようと決心したのです。

ところでこのツアー、とても寒いです。参加していただくお客様には防寒具を無料貸し出ししておりますがみなさんご自身でも温かくしていらっしゃってください。
もちろん、山頂での滞在時間ずーっと外でオーロラを待つわけではないですよ。
Yurtと呼ばれる円形の大きな暖かいテントの中で、紅茶やホットチョコレートを飲みながら、カップヌードルを食べながら、談笑したり本を読んだり、オーロラを待つこと自体も楽しむのです。そこにはオーロラを見るという共通の目的を持った仲間、陽気なスタッフ達、他では味わえないような独特な空間が広がっています。

テント内の雰囲気、お分かりいただけますか？
半袖で居れるくらい暖かいです。今ここにお客様がほとんどいらっしゃらないのは、外にオーロラが出ているからです。お客様同士で団結してオーロラを見に行きます。




ツアーの予約以外にも、アクティビティーセンターへお気軽にお訪ねください。インターン生が日本人のお客様とお話できるのを心待ちにしています。

例えば、新しいカメラの設定方法など...
オーロラを撮るには、ISO; 400-800で、F2.0-2.8で(できるだけ小さい数値で)、マニュアルのバルブ設定で露出時間（シャッターを押す時間）は、５秒から２０秒にするといいらしいです。なぜかはわかりませんが、カメラが好きなATさんが言ってました。
また、日本で買ってきた初心者用カメラ教本も２冊あります。ブログを見たよとお声がけいただければお見せ致します。
ちなみにこのブログに載せたオーロラの写真は、ISO800でF3.8で露出時間10秒程で撮りました。ピントは星で合わせます。これが難しいのですが、何回か試して撮った写真を確認しながら一番いい位置を探してください。

皆さんが、チナ温泉で最高の写真が撮れますように...


SY