ようやく朝晩を除いては氷点下を下回る日が無くなったチナ温泉。
3月までの忙しさが嘘のように静かなここチナ温泉。
チナ温泉日記の更新も滞りなく行おうとした矢先にネット環境に不具合が…。
電気や水道など全て自分たちでまかなっているここチナ温泉。
電話やインターネットの回線なども自分達でアンテナを立てて利用しているので
どうしても不具合が起きることも。(冬場は特に寒さの影響を受けることも多いです)
繁忙期には完全に直せなかったものは影響が少なく抑えられるこのタイミングで
直していたり、また雪解けの影響で新たなトラブルが発生したり…。
冬は-40℃、夏は30℃。こんだけ気温の差が激しければいろんなところに
負荷が生じてしますのです。
そんなこんなで、インターネット環境がここ1~2週間ほど安定しなく
日記更新がなかなか出来ませんでした。申し訳ありません。
そんなチナ温泉に小さなハッピーニュースがありました。
先週、1頭のトナカイが生まれました!!
非常に分かりにくい写真で申し訳ありません。
黒いのが生まれた赤ちゃんトナカイです。
ちなみに、その隣にいる白いのがお母さんトナカイです。
日本ではそもそもトナカイを目にする機会は殆どありませんよね。
皆さんがイメージするトナカイって茶色ではありませんか?
サンタクロースのそりを引くトナカイは一般的に茶色いと思います。
実際、トナカイは茶色いものが一般的で寒いところに行けば行くほど白いトナカイに
なるそうです。(白くないと生きていけないのです。シロクマといっしょです)
なので、赤ちゃんトナカイも大きくなるにつれて白く変わっていくようですね。
さて、上でご紹介した赤ちゃんトナカイの写真ですが、やはりお母さんトナカイが
かなり警戒していてなかなか日中柵の近くには来てくれません。
しかし先日、私が遅番で12:30頃柵の前を歩いていると変な音がしました。
何か動物の鳴き声のような音がトナカイの柵の方からしますが、トナカイの
鳴いているところなど今まで見たことがありません。
『ムースが紛れ込んだ?それとも何か別の動物に襲われている?』
後者の場合は自分自身も危険な目にあう可能性もあるかもと思いましたが、
勇気を出して恐る恐るライトを当ててみるとこちらの方に
向かってくる1頭のトナカイが見えました。
光を当ててもゆっくりのそのそと歩いているので何かに襲われている可能性は
低くなりましたが、あの鳴き声はそのトナカイからでした。
そして夜中だというのに、光を当てているというのに我関せずと餌を食べ始める
トナカイ。よーく見てみると足元に赤ちゃんトナカイの姿が!!!!
インターネットで調べても見つかりませんでしたが、あれはきっとお母さんトナカイが
暗い中をはぐれないように声をかけていたのではないでしょうか。
トナカイは通常約1年程で大人と同じ大きさにまで成長するそうですので、夏の
チャーター便で訪れたる予定の方はどれが子トナカイか見分けがつくかと
思いますが、年明けのチャーター便で訪れる方は見つけるのが困難かもしれませんね。
R,I
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